最も恐ろしかった治療

私が歯科医院で体験した、40年間生きてきた中で最も恐ろしかった治療についてお話します。歯医者をその東成区で話題の医院を見つけるにはその歯科医院はスタッフの方の感じがとても良く、4年程前からずっとお世話になっていました。虫歯治療だけではなく、口内環境を良くすることにとても力を入れていました。私自身も虫歯はなく、歯磨き指導とクリーニングのみで定期的に通院を続けていました。そんなある日、先生より「あとは歯の根っこの部分の汚れだけだね。根管治療の医院は東京で探すとなるともうどこにもこれは少し切るけどやりましょう。」との提案がありました。私は「切る」という言葉が少々ひっかかったものの、先生の明るい声に「はい、お願いします」と返答してしまいました。今思えば、これが悪夢の始まりでした。先生曰く、歯茎に埋まっている歯の根っこの部分の歯垢を取り除く治療とのことで、その為には歯茎を切るしか方法しかないとの事でした。そして迎えた当日。まず恐ろしかったのは、「本日オペですね」と受付のスタッフに声を掛けられたことです。評判の歯科医院の芦屋でセラミックのことはオペと言う言葉がとても恐ろしく逃げ出したくなりましたが、来てしまったからにはもうキャンセルできない、やるしかない、そんな気持ちでした。その後、先生より改めて「今日はオペですね。緊張していますか?以前気絶した方がいるのであまり緊張しないでね。」と絶望的なお言葉をいただき、いざ台に座りました。そしてついに地獄の治療が始まりました。予防歯科を人気の東京で探すとどんなにも「歯茎は切るけど最後に糸でしっかり縫い合わせるから心配しないでね」と聞けば聞くほど恐ろしくなる優しい励ましもいただき、緊張が止まりませんでした。そしてその後ナイフでサーッと切られた感覚があり、口の中に血の味が広がりました。部分麻酔はしたものの、やっぱり痛い。切る、縫うと、考えただけで身体が硬直し、治療が終わった30分には汗で服が濡れていました。さらに、その後は麻酔が切れ、自宅に帰ってからも切った部分の傷の痛みが治まることは次の日までありませんでした。話題の親知らずを抜歯するなら東京でもここが口内環境改善が大切なのは十分承知していますが、もう二度と経験したくない治療です。

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