衛生士が治療法を決める歯科医院

長い東京暮らしから地元に帰り、あんな歯医者を文京区での評判からして困ったのが歯科医院探し。子供の頃通っていたところは代替わり。選択肢が少ないならそこへ行くしか無いが、地方都市と言えど歯科医院のコンビニ並の過剰供給はご多分にもれず、近所徒歩圏内で通えそうなものだけで10軒は軽く超える。ネットでクチコミの一番良いS歯科にオンラインで予約を取る。建物はやや古く、あなたが神戸で口コミの小児矯正をたずねて治療機器も最新という感じでは無い。しかし老先生の物腰はおだやかで、治療を放ったらかしにして詰め物・被せ物は取れまくり、歯医者ジプシーとなってしまったせいで前歯は仮歯のまま放置という口を開けるのを躊躇われる私の口内を見ても、諌める事なく今後の治療について懇切丁寧に説明してくれ、初回はまずひと安心。しかし、2回目・3回目となると、常時3人程いる歯科衛生士の皆さんの影響力が発動(私を始め患者にはとても優しい)老先生に対しての塩対応甚だしく。大阪東成区でも話題の今里の歯医者でも多くはどうやら老先生丁寧ではあるけれどこだわりが過ぎるようで治療が間に合わないタイプ。そうなると歯科衛生士の方が、口ならず手も(「こちらの仕上げは私がやりますんで」等)さすがに麻酔やらはしてこないものの、まだ未治療で歯並びがガタガタで口の中で当たっていた部分を「こちら削りますね~」と気を利かせてくれてグラインダー的なやつでキレイにしてくれて個人的には助かったけど、これは越権行為なんではと思いつつ…そして老先生が「次回は奥歯の治療とブリッジするための~」と言いかければ「いや、先生。それだと1時間のドクター枠はみでますんで、奥歯のみ根治で!」老先生「あ、はい。」的展開が毎回繰り返され。ただ、老先生は腕がいい上に、口コミでおすすめの人気なら今里の歯医者がもう保険内診療で最善の治療をして頂ける。若干越権な歯科衛生士の皆様もこちらの予算を聞いて先生に伝えてくれたりと、患者にとってはありがたい歯科医院なもので繁盛してるのもクチコミ良いのも納得ではあります。どんな芦屋で評判の歯医者の矯正をここでかはもっと恥ずかしい位めちゃくちゃだった私の歯は半年ですっかりキレイになりました。

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